自臭症とは?
皆さん、自分の臭いを気にしたことはあるでしょうか?
にんにくやたまねぎなどを食べてしまったとき。
外回りをして汗だくになってしまったとき。
今日の自分って臭くないかな?
このように思うことは、誰でも一度は経験があるかと思います。
しかし、世の中には四六時中自分の臭いに悩まされている人がいます。
人に臭いと指摘された等のトラウマで、常に自分は臭いのではないのか?
周りに迷惑をかけているのではないか?
こんなふうに自分の臭いを過度に気にしてしまうのが自臭症なのです。
聞きなれない言葉かと思いますが、実は私もこの自臭症患者の一人です。
今回は、私がどのような経緯で自臭症に陥ってしまったのかをお話ししたいと思います。
自臭症になったきっかけ
私が高校一年生の頃です。
当時仲の良かった友達にこんなことを言われました。
「いつも柔軟剤の良いにおいがするよね?」
普通の人であれば、嬉しい気持ちになり、言ってくれた友達に感謝することでしょう。
ただ、私の捉え方は違いました。
「自分って、臭いするの?」
当時私は自分に臭いが一切ないと思っていました。
今から考えると臭いのしない人間は誰一人としていないのですが、その時は本気で思っていました。
まさか臭いがすると指摘されるとは夢にも思っていなかったため、動揺し、なぜか人生に絶望してしまったのです。
その日以来服の臭いはもちろんのこと、口臭、体臭、脇臭、そして聞きなれない鼻臭などありとあらゆる場所の臭いが気になることになるのでした。
地獄のような生活
それからというもの、自分の臭いが気になってしまい、人に近づくことさえできなくなっていきました。
友だちに話しかけられても、不自然に距離を取りながらいい加減な回答をしてしまったり、遊びの誘いも断るようになります。
そのうちに友だちも私からどんどん離れていき、孤独な生活を歩んでいきました。
高校時代と言えば一般的に青春真っ只中だと思いますが、私の人生の中では暗黒時代そのものとなってしまったのです。
また、電車に乗っているときも常に近くにいる人に迷惑をかけていないか気にする毎日。
少しでも近くの人が鼻をすすったり、咳ばらいをしたら自分ってやっぱり臭いんだと落ち込みました。
家に帰宅するとほぼ毎日のように泣いていました。
こんな生活がいつまで続くのかと将来が真っ暗な状態。
とても生きている心地がしなかったです。
抜け出すことはできるのか?
自臭症という辛い症状は果たして治るのか?
高校時代ずっとこのように思っていました。
結局高校時代約3年間は自臭症に苦しみました。
ではその後治ったのか?
結論から言いますと、症状は改善しているものの2024年現在未だ治っていません。
高校を卒業した後、どのような生活を送ったのかを次回書きたいと思っております。
ブログの最後になりますが、自臭症になってから様々な本を読んできたのですが一番興味深かった本のリンクを張っておきます。
もう、口臭で悩まない! 誰も書かなかった口臭症治療のすべて [ 本田俊一 ] 価格:1430円 |
この本は、口臭治療の第一人者である本田先生が書かれた書籍で、口臭の予防方法等が紹介されています。
私はこの本を読んだことにより、自臭症が少しマシになりました。
臭いに悩む皆様にもぜひ一度手に取っていただきたいです!
きっと皆さまのお役に立つ本だと思います。
ここまで、お読みいただきありがとうございました。
次回のブログでお会いしましょう!
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